コロナウイルス(COVID-19)の影響で、アメリカでもディズニーリゾートが閉園していましたたが、フロリダディズニーは7月11日からの再開を発表しました。カリフォルニアディズニーはいつから再開されるのか、年パスはどうなるのか。現在把握できる情報をまとめました。
フロリダディズニーはコロナ閉園後の再開を発表
アメリカのディズニーランドは、フロリダとカリフォルニアにありますが、フロリダディズニーは、2020年7月11日より順次再開することを決定・発表しました。
アメリカにおける各州の経済活動再開に歩調を合わせたもので、コロナウイルスに関する感染症予防・安全対策をしっかり行い、予約制を導入しての再開となるようです。
依然としてコロナウイルスの感染リスクが減っているわけではないのですが、今回のコロナウイルスに関する閉園により、ディズニーも大きな損失を被っていると報道されていますので、「やむを得ず」という部分もあるのかもしれません。
カリフォルニアディズニーの再開はいつ?コロナは?
では、カリフォルニアディズニーの再開はいつ頃になるのでしょうか?
実は、カリフォルニア州は、アメリカの中では早期から自宅待機命令を導入したことが功を奏し、これまでの人口あたりコロナウイルス感染者数は低いレベルに抑えられていました。
しかし、ニューヨーク州でコロナウイルス新規感染者が減少傾向にあるのと異なり、カリフォルニア州のコロナウイルス新規感染者数は減少していません。むしろ、増加傾向にあり、5月23日には4,266人のコロナウイルス新規感染者が出ています。
カリフォルニアでも、他の州と同様、経済活動再開に向けたガイドラインを策定し、徐々に経済活動を再開していますが、カリフォルニアディズニーのようなテーマパークは、スーパーなどと比べると生活に必要と言える要素が残念ながら少ないため、再開の優先度は低くなっています。
上記のとおり、新規感染者が増加傾向にあることを踏まえると、フロリダディズニーとは異なり、カリフォルニアディズニーの再開はかなり先の話になりそうです。
カリフォルニアディズニーの年パスはどうなる?
カリフォルニアディズニーの閉園によって、既に購入されていた年パス(年間パスポート・Annual Pass)はどうなるのでしょうか。
ディズニーの公式発表によると、年パスホルダーには2つのオプションがあります。
1つは、閉園期間分の日数が、当初の年パス期間にプラスされるというもの。つまり、2020年1月頭から12月末までの年パスを保有していた場合、閉園が4ヶ月間続くとすると、同じ年パスで2021年4月末まで入場できることになります。
もう1つのオプションは、閉園期間分の払い戻しです。但し、この払い戻しを申し込むにはディズニーの専用電話番号に電話することが必要で、かなり混み合っています。
コロナ影響下でのカリフォルニアディズニーの今後の見通し
以上のとおり、フロリダディズニーは再開を決定しましたが、相対的に厳格な州知事のいるカリフォルニア州では、カリフォルニアディズニーの再開はまだ先のことになりそうです。
ただ、ディズニーとしては、年パスについても一応の代替案は提示しており、年パスホルダーからも大きな不満は出ていないのが現状、というところでしょうか。ただ、カリフォルニア州に一時的に住んでいる人で、たくさんカリフォルニアディズニーに行くつもりで年パスを買っていた人からすれば、年パスの期間を伸ばしてもらっても意味はないし、一部返金を受けても「損をした。。」ということになってしまうかもしれません。
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