皆さんにも、「弁護士に相談・依頼したい!でもどうやって探せばいいか分からない。。口コミで評判とかみる?」などと悩む日がやってくるかもしれませんり
ただ、会社として相談する場合でも、個人として相談する場合でも、法務部などでない限り、弁護士に直接相談する、依頼するという機会は、人生の中でそれほど多くは無いと思います。
そのような限られた弁護士との接触機会であるからこそ、どうせ相談・依頼するなら、良い評判・評価の弁護士を選ぶことは非常に重要です。
では、どのように選ぶことで良い弁護士を見つけ出すことができるのでしょうか。口コミなどを見ればいいのでしょうか。
相談・依頼する弁護士を探すときのポイントをまとめてみました。
弁護士の力量には差がある!ヤブ弁護士にご注意!
皆さんも、ヤブ医者という言葉は聞いたことがあるかと思います。
「あのお医者さんはヤブ医者だからねぇ。。」などと、私が子どもの頃も、大人たちが話しているのを聞いたりしていました。
ある意味では残念な話でもありますが、当然ながら、弁護士にも個々の弁護士の手腕に差があります。
言ってしまえば、ヤブ医者ならぬ、「ヤブ弁護士」もいる、ということです。
弁護士の力量・良し悪しは分かりにくい。。。
ただ、良い弁護士なのか否かというのは、実は見極めるのが非常に難しいです。
そもそも、弁護士に相談・依頼して解決して欲しい悩みというのは、○✗の二択ではないことも多いです。例えば、お金に関する揉め事であれば、払うか・払わないかという二択というよりは、いくら払うのかという問題のことも良くあります。
また、同じ事件を複数の弁護士に頼むことも困難なことが多いので、自分が頼んだ弁護士が本当に良い弁護士だったのか、検証することがそもそも難しいです。
評判を見るのは○。一度会って自分が「良い」と思う弁護士は良い。
では、どういう基準で良い弁護士を探せば良いのでしょうか。
一つ、このインターネットの発達した時代ですので、弁護士の口コミや評判を見てみるというのは重要な指標になります。
また、自分が一度会って話した時の印象・説明などが、自分にとって「良い」と感じられるか否かはとても重要です。
これはお医者さんにかかる時も同じだと思います。話をしっかり聞いてくれる、説明が丁寧で分かりやすいなど、良いお医者さんだと思うにはそれなりの理由があると思います。
これは、良い弁護士なのか否かを判断するときにも当てはまります。いかに法律的に素晴らしい知識や能力を持っていたとしても、自分が「良い」と思えない弁護士とやっていくのは、結果として納得できないものになってしまうことが往々にしてあるものです。
弁護士の説明がさっぱり分からなかったり、無愛想であまり快く思わない時は、「弁護士の先生と法律の話をするのはこういうものか。。」と思わずに、もう少し自分にとって「良い」と思える弁護士を探してみましょう。
何度か弁護士に依頼・相談する機会がある人は、良い弁護士かを比較することも可能
仮に、皆さんのうち、何度か弁護士に依頼や相談をするチャンスがあるのであれば、それぞれの弁護士についてどう感じたのか、どこが良かった・悪かったのかを、比較して検討することができると思います。
また、意外なことに、実務上それなりに良くあるのが、過去の事件の相手方を担当していた弁護士に頼んでみる、という話があります。
「昔の事件でコテンパンにやられまして。。それでなかなか良い弁護士先生だなと思ったんです!」という具合ですね。
これも、自身の経験との比較ということになるかと思うのですが、1つの非常に有効な弁護士の選び方です。
他の弁護士の意見を聞けるなら聞こう
また、もう1つの裏技的な弁護士の探し方・選び方として、自分が依頼・相談しようかと思っている弁護士の評判・評価を、他の弁護士に聞いてみる、というのもあります。
これは弁護士業界に限らない話かと思いますが、弁護士においても、やはり同業者の良さ・悪さというのは結構分かりやすいものなんですね。
もし皆さんが、「評判を尋ねる弁護士がそもそもいないよ。。」というような状況でれば、必要であれば、是非遠慮なくご相談ください。
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